
● まずは、とらのあなって何か、そのおさらいから
コミックとらのあなは、株式会社虎の穴が経営する、同人誌を中心とした漫画関連商品などを店頭販売および通信販売する同人ショップ。通称“とらのあな”もしくは“とら”。台湾にも出店しており、台湾での店名表記は「虎之穴」。
漫画同人誌以外にも商業漫画本(漫画雑誌・単行本)、アニメ関連の映像・音楽ソフトや書籍、またそれらの関連商品などのオタク向けグッズ等も扱っている。
◆ とらのあなの概要
1990年代の創業当初、いわゆる“オタク向け”の店舗はジャンルではなく媒体で区別されており、当時のオタクは例えば秋葉原で買い物をする場合、ゲームはソフマップ、アニメは石丸、漫画は神保町の高岡書店(コミック高岡)といった各専門店を渡り歩く必要があった。
創業者の吉田博高は工業高校卒業後にソフトハウスの立ち上げを目指しており、販売の現場を視察するためソフマップで働いていた際、複数店を渡り歩かずに関連する商品を一件で提供できる店舗(ワンストップショッピング)があれば便利だと思ったが、ソフマップでは店の方針で置ける書籍はゲーム攻略本程度であり、秋葉原という立地自体も、必要な陳列面積に対して商品単価の低い書籍を敬遠する風潮があった。吉田は競合するコンセプトの店が無いと考え、1994年6月に独立して秋葉原で創業を決意した。社名は「秘密特訓場のイメージと、インディーズっぽい響き」が気に入り、漫画『タイガーマスク』に登場するプロレス秘密結社「虎の穴」から名付けたという。
当初は路地裏にある雑居ビル(神林ビル)の3階の一室に店を構える古書店だったが、流通システムの都合で商業漫画はなかなか揃えることが出来ず、パソコン通信仲間の伝手を頼って同人作家から直接買い付けたこともあるという。秋葉原では1992年に成人向け同人誌を扱う書店が摘発されたことで、同人誌はリスクの高い商品と見なされており、取り扱う店舗が少なく、創業当時は秋葉原では数少ない同人誌書店であり、同じビルの2階に入居していた「湘南通商」「丹青通商」とはしごして同人誌やジャンク品を買い漁るマニアの姿が多く見られた。
同人誌の販売からスタートしたが、商業作品や関連グッズの取り扱い、通信販売なども手がけている。2010年代以降はクリエイター支援プラットフォームやオンラインのグッズ委託サイトなどWebサービスを展開しており、これらを自社開発するためシステム開発部門「虎の穴ラボ」を擁している。
この他、結婚相談所や居酒屋なども展開している。
硬い話はこのぐらいにして、
とらのあなの特典カレンダーを調べた結果を次の項目に出します。
● とらのあなの特典カレンダー 2020年8月版
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一部見本ページを載せますね。(過激なものはなしです)